インターネットがない時代の旅の姿 Vol.8

Windows95が世に出た1995年。
インターネット元年と言われています。

ボストンに留学していた僕が、初めてヨーロッパを旅したのはそんな年でした。

今でも旅が好きですが、当時の旅とのスタイルとは全く違っていて、旅の楽しみ方や旅で得るものが違ってきているように思います。

そこで、当時と今の旅を比較してみました。

若い人にとっては、インターネットがないというのはありえない状況かもしれませんが、そんな時代もあったんです。

今回は、南仏の食をご紹介します。

マルセイユで出会った忘れられない食

パリで乗り込んだTGVの車窓から見える妄想旅行で描いていたひまわり畑は、妄想よりもしょぼかったのを覚えています。
妄想と現実は必ずしも一致しません。
妄想のままの方が良いこともしばしばです。

ウィーンで無駄にお金を使ったので、節約するために街の中心地から離れた場所のユースを選びました。

マルセイユ中央駅でフランスの通貨であるフランを下ろして、バスに乗ります。
やっぱユーロって便利ですね。。。こういう手間が不要ですからね。

下りるべきバス停の名前がどうしても読めません。名前に5という数字が入っているのですが、数字の読み方もわからない。
Google翻訳があればいいのですが、そんなものはありません。
バスの乗客に読み方を聞きます。
Google翻訳なんてなくても、口と耳と聞く勇気があれば、知ることは可能です。

5は、「Cinq」と書くようです。
これって、もしかして「ち〇こ」と読む?

「ち〇こ」ではありませんでしたが、よくわからない発音でした。

Google翻訳なんてなくても、知ることは可能ですが、記憶し続けるのは難しいです。

結局、バス停を間違えて、3停留所分を歩いて移動しました。
Google翻訳がないことによる損失は3停留所分の歩行。
大した損失ではありませんね。

荷物をユースに置いて、食事に出かけます。

現代の旅

日本でTrip Advisorで探して、Googleマップを頼りに訪問します。

当時の旅

もちろん、足で探します。
特に有名観光地でもないので、地球の歩き方にも全く情報がありません。

ユースから街に向かって、バス通りを歩くことにしました。
途中、地元の人で混雑するピザ屋を見つけます。
そして、ふらふらと吸い寄せられていきました。

斜め向かいでは、スーツ姿のフランス人イケメンが、大きなピザを食べています。
オリーブオイルを、ピザがびちゃびちゃになるぐらいにかけて食べています。

僕のピザも同じ大きさでした。これが標準サイズのようです。

そのイケメンを真似して、僕もオリーブオイルでびちゃびちゃにしてみました。

美味いっ!

ジューシーです。
これは美味いっ!
さすが、イタリアに近い町です。
たぶん、オリーブオイルも新鮮で美味しかったのだと思います。
日本のピザ屋だと、辛いオイルを置いているところはあっても、普通のオリーブオイルを置いている店が少ないです。日本だとコスト高になるのかもしれませんが、ぜひ日本でもびちゃびちゃにかけて食してみたいですね。

夕食は、一番栄えている港のあたりで探します。

ヨットが停泊する入江の周辺を歩いて探しているといい感じの店が。

世界三大スープの一つ、地中海の海の幸が入ったブイヤベースを注文します。

しばらくして、店主と思しきおじさんが運んできました。
運ばれてきたのは、想像していたブイヤベースと違いました。
スープの中に魚介類が入った赤だしのようなものを想像していましたが、スープと魚介類が分かれて出てきました。

魚介類自体は、想像通りの味です。
衝撃を受けたのはスープの方でした。

超濃厚。

天下一品のこってりスープのような濃厚さですが、魚介スープなので、しつこくありません。そして、おじさんが食べ方を教えてくれます。

一緒に、小さいバケットのスライスがあり、その上にアイオリソース(ニンニクマヨネーズ)を塗り、その上にグリュイエールを乗せ、スープに浮かべます。
パンの下の方にスープが染みてきたら、バクっと一口。

写真は、最近、マルセイユを再訪問した時のものです。

正直言って、魚介は不要です。スープだけで大満足。

あとで知りますが、フィッシュスープと言えば、魚介無しのスープセットだけで注文できるようです。

Vol.9では、ニースに移動します。

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