インターネットがない時代の旅の姿 Vol.3

Windows95が世に出た1995年。
インターネット元年と言われています。

ボストンに留学していた僕が、初めてヨーロッパを旅したのはそんな年でした。

今でも旅が好きですが、当時の旅とのスタイルとは全く違っていて、旅の楽しみ方や旅で得るものが違ってきているように思います。

そこで、当時と今の旅を比較してみました。

若い人にとっては、インターネットがないというのはありえない状況かもしれませんが、そんな時代もあったんです。

ロンドン二日目から、話はスタートです。

移動手段探し

現代の旅

日本で行き先を決めていくので、移動手段もネットで予約していきます。
当日移動する場合でも、Googleマップの経路案内が役立ちます。

当時の旅

駅に出向いて移動手段を物色します。

ロンドンの二日目を迎えました。
ロンドンは二泊の滞在と決めたので、この日のうちに移動先と移動手段を決めないといけません。
とりあえず、ビクトリア駅に向かうと、駅に併設されたバスターミナルがあります。
バスだと安く移動できそうですし、ユーレイルパスも使う必要がありません。
でも、イギリスは島国。
バスで移動できるのはグレートブリテン島の中北部かな?と思いながら、行き先案内版を見渡します。

「あ、ここいいやん。面白そう。安いし。」

見つけた行き先はベルリン
そう、ベルリンの壁で有名なドイツの大都市です。

行程は、バスのままフェリーに乗りベルギーに上陸。
そこからアムステルダムに入り、そこでバスを乗り換えます。
そして、そのバスでベルリン入り。
移動時間は22時間。 長い!!
値段は6000円。 安い!!

行き先を決めて晴れやかな気持ちで宿に帰る途中、おいしそうなイギリス伝統料理のフィッシュアンドチップスとトルコ料理のドネルケバブを買って帰りました。

どっちも美味かった。

でも、フィッシュアンドチップスは有名ですが、なぜトルコ料理のケバブ?

ネットで探してたら、フィッシュアンドチップス屋は発見できますが、ジャンクフードであるケバブは見つけることができないかもしれませんね。

実は、イギリスにはたくさんのケバブ屋台があるんです。

これは、街歩きをするからこそ、わかる事実。
そして、こういった庶民の食をいただくことで、イギリスが移民国家なんだということを感じるわけです。

インターネットで事前に行き先を決めてから、そこに到達することを目的とした旅であれば、こういった食に出会えないんです。ましてや、オンライン英会話では知ることのできない情報です。

現代の旅は、戦争で言うと空軍による攻撃です。
ターゲットに向かってピンポイントで攻撃できます。しかし、敵にダメージを与えることはできますが、領地を抑えることはできません。
対して、当時の旅は陸軍です。
進むのには時間がかかりますが、少しずつ攻略しながら前に進むことができます。

ケバブを食べたことを思いだしながら、そんなことを考えました。

ベルリンでの宿探し

現代の旅

日本でネット予約していきます。

当時の旅

口コミが重要。
B&Bをチェックアウトして、バスターミナルでバスを待ちます。
すると、二人の男女が話しかけてきました。
二人とも日本人。
慶応大学の男子と静岡大学の女子です。
3人で並んで座ってバスに乗り込みます。

他の二人は、もともとベルリンに行くことを予定していたようで、僕よりもベルリンの情報を持っています。
二人ともベルリンのユースに宿泊するということで、安くはなかったのですが、僕もユースに泊まることにしました。1泊2500円程度。

ベルリンに着いて、現地通貨(ドイツマルク)を調達しようとしましたが、夜だったため、銀行ATMが使えません。
当時のドイツは、夜や土日はATMが使えませんでした。
仕方なく、知り合った男子にユースまでの電車賃を借りて、なんとかユースに泊まることができました。
偶然知り合った日本人男女に助けられました。
これも、当時の旅の醍醐味かもしれません。

現地の名物料理を食す

現代の旅

日本でTrip Advisorで探して、Googleマップを頼りに訪問します。
街によっては、予約アプリを使って予約もしていきます。

当時の旅

もちろん、足で探します。
まず食べたかったのはソーセージ。

でも、予習不足だった僕は、”ソーセージ”のドイツ語を知りませんでした。

ちなみに、ソーセージは、Wurst(ブルスト)というそうです。
英語と全然違うし!

適当に見つけた食堂に入り、英語で店員さんに聞きます。

「ソーセージありますか?」

まったく通じません。

食堂を探し歩いていると、公園に出ました。
そこで、ドイツ人が卓球をしています。
卓球台は屋外用なのか、金属でできた卓球台とネットです。
初めて見ました。

結局、その日はソーセージを食べることはできませんでしたが、ドイツは卓球が盛んな国なんだということを知ることができました。

Vol.4では、当時の旅の良いところが登場します。

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