まもなく上海出張。
で、上海に渡航した際にiPhone13を購入するか迷ってます。
物理デュアルSIMというのは魅力的です。
僕は、これまで中国で2つのiPhoneを購入しました。
一つは昨年の上海出張中に購入したiPhone12。
もう一つはiPhone5です。
2012年ごろだったと思います。
なかなか入手が困難だった時代です。
買い方もはっきり定まっていなかった時代。
ふと、当時の購入の様子を思い出しました。
ある晩、部下のAさんから一通のショートメールが届きます。

iPhone5欲しいって言ってましたよね。知り合いから買えますよ
確か5000元ぐらいだったでしょうか。
その10分後、Aさんに購入したい旨を連絡します。

iPhone5欲しいです!よろしくお願いします!
翌朝 、Aさんから購入ルートを持つ別社員へショートメールがとびます。
そして、その日の14時。
会社に物品が到着。
この間、書類のやり取りは一切なし。
ショートメールのみです。
お金も払っていません。(この頃は、まだ電子決済はありませんでした。)
次の日の朝、現金で支払いました。
このスピード感はさすがです。
書類も何もなく、あるのは信用のみ。
速いです。
ただ、購入したのは良いですが、当時は、iPhone専用のSIMカードが必要でした。
で、このiPhone専用のSIMカードも超入手困難。
でも、部下のBさんが知人を経由して事前に電話で話をつけてくれたので、そのキャリアの窓口へ行ったのですが、Bさんから言われたのと異なる書類を要求されます。
「会社の規則だから」の一点張りでiPhone専用のSIMカードに交換してくれません。
止むを得ず、話をしてくれたBさんに電話で事情を説明。

〇〇という書類が必要だって言われてます。どうしよう?

わかりました。一度電話を切ります。私が担当者に話をします。少しお待ちください。
とのこと。
電話を切って待っていると、数分後、窓口が動き始めました。
窓口内では「総経理の指示だから」みたいな会話が聞こえてきます。
そして交換。
必要書類は必要ではなくなったようです。
Bさんはどこに電話したのでしょうか?
旦那さんが、どこかの国有企業の総経理だと聞いた気もします。
機器購入といいSIMカードといい、中国における人脈の重要性を感じた出来事でした。
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