8年ほど前の話です。
ヒョンなことから、部内で住宅ローンの話になりました。
部下の1人が最近結婚して家を買いました。
部長が、ずけずけとその住宅ローンの詳細を聞いています。
日本人同士だと、人のローンのことは聞きにくいですけどね。
整理すると
購入物件
上海市内のマンション。
広さは70㎡。
購入金額
1,000,000元(約16,000,000円)
頭金 400,000元 は両親が支払い。
ローン詳細
600,000元(約9,600,000円)を15年ローン。
月々の返済金額は、約4,000元。
最初の5年間は、個人と会社が積み立ててきたお金で支払う事ができるので
返済金額は0。
6年目から月々4,000元の支払い。
そこで、気になる彼の月給。
発表します。
約4,000元!!
税引き前です。
夫婦共稼ぎだけど、奥さんは、さらに月給が低そうだし
それで生活できるの?
5年後には、もっと給料が高くなると思ってるんだろうか?
この計算で住宅購入に踏み切ってしまう中国人の思い切りの良さ。
これが中国バブルの原動力です。
で、現在、8年後の彼の月給は
約20,000元!!
4,000元は余裕ですね。
特別、彼が優秀なわけではありません。
普通の経理社員です。
これが高度経済成長期+バブルが同時に起きてきた中国経済のパワーですね。

にほんブログ村

上海(海外生活・情報)ランキング
コメント