10年前も人事メンバーの母親のお葬式に行きましたが、今回も人事メンバーの父親のお葬式。
比較的裕福な家のお葬式なので、前回よりも大きな葬儀場で行われました。
出張中のため喪服は持っておらず、黒っぽいポロシャツで参列します。
中国では、これでも問題ありません。
お香典の相場感に悩みました。
10年前は501元にしたので、今回は1001元にしました。
ちなみに、お香典では、奇数にするのが習慣になってます。
そして、白い封筒に入れて渡します。
悲しいことは白か黒です。
逆にお祝い事は、偶数のご祝儀を赤い袋に入れます。
紅包です。
日本の祝儀袋のように白い封筒に入れるのはダメです。
白は悲しい時。
儀式は滞りなく行われました。
人間の生や死といったイベントは、日本人とか中国人とかそういった人為的な区別を超えて、通じるものがあります。
近い人の死は悲しい。
生命の誕生は嬉しい。
みんな同じ。
そんな当たり前のことではあるけれど、普段は忘れて、他国の人を罵っている人もいる。
そんな人は、一度、他国の出産かお葬式に立ち会えばいいと思います。
どんなに嫌いな人でも、近い人の死に直面して泣いている姿を見れば、嫌うことなんてできませんし、どんなに嫌いな人でも、生まれたばかりの我が子を抱いてニコニコしている姿を見れば、嫌うことなんてできません。
そういえば、叔父が50歳で亡くなった時、祖父が言ってました。
「親より早く死ぬなんて、なんて親不孝者なんだ。」
僕もせめて親よりは長く生きれるように頑張らないと。
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