仕事の関係先に浦東に住む日本贔屓な中国人がおりまして、私のセッティングでその人と食事をすることになりました。
でも、日本贔屓な割には、刺身・寿司は苦手。
となると、焼き鳥か?
イヤ、食べ飽きているだろう。
鰻?
虹橋には美味しい店がありますが、浦東からは遠い。
市中心部には美味い店を知りません。
悩んだ末にちょっと冒険。
ふぐにしてみました。
さすがにこれは食べたことがないだろう。
日本ではよく見かけるこの店。
元々は大阪の店なんですね。
でも、日本でも行ったことがありません。
そもそも僕自身、そんなにフグを食べたことはありません。
ちなみに、僕は、淡路島で食べるフグが一番コスパが良いと思ってます。
で、フグと言えば、てっちり。
てっちりと言えば冬。
じめじめして高温の上海の夏に食べるフグはどうなんだろうと思いつつも、冒険をしてみます。
当日、しとしとと雨が降り、不快指数はマックス。
席について注文したのは、てっちりではなく、焼きフグのコース 580元。
すんません。
暑さに負けました。


日本贔屓の中国人の感想が待たれます。
最終評価は・・・

美味しいです。けど、他の魚との差はよくわかりません 苦笑

この魚は毒があるんですよね

一番おいしかったのは皮の湯引き
ポン酢と紅葉おろしで味付けした皮が一番だそうです。
やっぱ味が濃くないと美味しいと感じないようです。
昔、京都の老舗で湯豆腐を食べた中国人も似たようなことを言ってました。

味がしなかった。大阪焼(お好み焼き)の方が美味しい。
別に玄品さんは悪くありません。
日本人が食べれば、美味しいです。
ちなみに値段は、『大とらふぐ焼鍋コース』 の場合
日本だと11,000円
上海だと888元(15,000円)
日本の値段と比べると、ちょっと割高感はありますが、ここは上海なので仕方ありません。
改善をしたほうが良いと思う点を言うと、店の入り口が分かりづらいです。
店はビルの3階にあってエレベーターで向かうのですが、エレベーターのある場所がわかりづらい。
エレベーターの前には、他の店の派手なポスターが貼ってあるので、それらの店が階上にあることはわかるのですが、玄品さんのポスターは控えめ過ぎて、あることにすら気が付きません。
何度も見まわして、ようやく発見出来ました。
そんな場所なので、フラッと入ることはなく、予約していく客だけになるんじゃないかと心配してしまいます。
まあ、今は夏なので、日本だと鱧なんかを食べるのが良いのでしょうが、骨骨しい鱧はもっと中国人には受けないかも。
冬になったら、てっちりを食べに再訪したいと思います。
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