2日目。
どうしても自分自身の上海隔離の2日目と比べてしまうが、どうも物足りない。
上海隔離の時は、あふれんばかりのジャーナリスト精神を頼りに、無心に書き進めればよかったけど、台湾隔離は平和過ぎて書くことが少ない。。。
なんのハプニングも起きない!
グルチャが大騒ぎすることもない。
あるのは、ホテルの日本語可能なスタッフとの平和なやり取りだけ。



平和だなあ。
仕方ないので、定番の隔離飯紹介を始める。
昨日の夕食は、河粉だった。
ちなみに、この河粉って広東料理。
面は小麦粉で作ったもの。
粉は米で作ったものなので、河粉は米で作った麺。
で、河の発音はハとホの間の音。
これって、ベトナムのフォーの語源だよね?
米で作った幅広の麺ってフォーだよね。
知らんけど。

河粉は、味付け自体は広東料理の味だったけど、具材がしょぼい。
もやしが数本と牛肉の細切りが数本入っているだけ。
その代わり、たっぷりの油で炒めてあるので、カロリーは豊富。
そんな高カロリーな食事に不安を覚えた僕は、ホテルスタッフにLINEを送る。

そして迎えた翌朝。
やってきたのは、ホットコーヒーとリンゴとミカンとサラダ。

いいじゃない。
でも、僕は本当に朝は食べないので、冷蔵庫にしまっておいて後で食べよっと。
そして、この行為があとで一つの小ネタを作ってくれることになろうとは、この時は思いもよらなかった。
10時過ぎ。 台湾SIMの携帯電話が僕を呼ぶ。
中山区の警察からの電話。
なんと日本語。
「今日は初日なので電話しました。明日からは英語のショートメッセージが届くので、それに対して健康状況を回答してください。」「失礼します。」
すごく丁寧。 日本留学経験者だろうか?
次はランチ。
ランチが部屋の前に到着するとLINEで教えてくれる。
わくわくしながらドアをそっと開ける。
なんじゃこりゃあ!

向かって左側は白米。
まあ、良い。
真ん中に鳥の胸肉。
鶏の部位は数あれど、胸肉というのは、最も人気のない部位ではないか。
もう少し鶏皮やぼんじりを見習ってほしい。
右側は、上から、ピーマンパプリカインゲンの炒め物、カボチャの炊いたん、平天。
スープは上海で飲んだスープをほうふつとさせる薄味。
これに生リンゴジュースが付いてきた。
ヘルシーーーー!
食後にも拘らず、おなかが鳴り続ける。
鳴りやまない。
いや、鳴らざるを得ない。
そんなこんなで夕食。
その間、何の事件も無し。
昨日の高カロリー夕食が恋しくなってきた夕暮れ時。
わくわくしながらドアをそっと開ける。
箱が一つ置いてある。 蓋には「低GI」と書かれたシールがある。 シールの色は緑色。
普段、パソコンばかりに向かって仕事をしている僕は、たまに緑が恋しくなるのは事実だよ。
だけどね、食事ときに欲しい色は緑じゃなくて茶色なんだ。
唐揚げとかさ、ルーローハンとかさ。
それに引き換え緑って、エコを連想させるんだよね。
で、エコってヘルシーを連想させるんだよね。
おそるおそるふたを開けると、一面に広がっていたのはエコの花。

左半分は、ニンジン・大根・カリフラワー・ブロッコリー、何かの葉っぱを茹でただけのやつ。
ノンオイルドレッシングってダイエットにいいらしいけど、ノンドレッシングってもっといいらしいよ。
だから、ノンドレッシング。
かろうじてゆで卵(半分)が僕をいやしてくれる。
右半分は、デジャブか?
鳥の胸肉。
また登場しやがった。
鶏の部位は数あれど、胸肉というのは、最も人気のない部位ではないか。
もう少し鶏皮やぼんじりを見習ってほしい。
胸肉の下には、偉そうに雑穀米が横たわっている。
何様だ!
これって、マドンナとかローラが食べるやつだよね?
そう言ってよ!
ねえ!
で、泣きながらこのブログを書いていたらさ、ふと思い出したんだよね。
朝、冷蔵庫に入れたフルーツのことを。
そして、冷蔵庫から取り出してみると、コオッテル。。。
シャーベットみたい。
でも、胸肉よりはいいよ。糖分があるもん。
早く明日ならないかなあ。
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