以前、意識して、会社の中の中国人幹部の数を増やすようにしました。
中国人社員に、出世する道の存在を見せてあげるためです。
日系企業だけど、中国人でも頑張れば幹部社員になれるんだ!
と社員の士気があがってくれることを期待しています。
でも、最近、反対の意見を聞いて、ちょっとびっくりしました。
中国人の幹部登用については、みんなが諸手を上げて喜んでくれていると、少なくとも、日本人は思っていたからです。
それは、ある日本語を話せるローカル社員との雑談のときでした。

中国人幹部登用が続いているので、日本語を話せる社員は、嫌気がさしています。

えっ?なんで?

そりゃそうじゃないですか。
私達の武器は日本語です。
だけど、上司が中国人ばかりになったら、私たちの価値が落ちてしまいます。

確かに・・・

なんで、わざわざ給料安い日系企業に入ったと思ってるんですか?

給料安いは余計だろ!

日本語を活かしたいし、将来のために日本語を身につけたいからです。そのチャンスが減ってしまいます
そういう人は少数派なのかもしれませんが、そういわれると、一理ありますよね。

ただでさえ給料安いんだから、一杯辞めるかもしれませんよ。

給料安いは余計だろ!
でも、みんなには深刻な問題だしなぁ。
万人に受け入れられる人事施策ってないんですよね。
みんな喜ばれると思ってやってるんだけどなあ。
まあ、立場が変われば、考え方も変わりますよね。
仕方ないか。
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