Windows95が世に出た1995年。
インターネット元年と言われています。
ボストンに留学していた僕が、初めてヨーロッパを旅したのはそんな年でした。
今でも旅が好きですが、当時の旅とのスタイルとは全く違っていて、旅の楽しみ方や旅で得るものが違ってきているように思います。
そこで、当時と今の旅を比較してみました。
若い人にとっては、インターネットがないというのはありえない状況かもしれませんが、そんな時代もあったんです。
いよいよフランスに入ります。
パリで遭遇した恐ろしいこととは!?
Innaと分かれ、夜行列車でパリに向かいます。
ドイツとフランスの国境で「パスポート!」というデカい声に起こされてフランスに入国。
1995年7月25日の朝6時ごろ、パリに到着しました。
ここで電話をして、両親にパリに滞在していることを伝えました。
時々伝えておかないと心配しますからね。
夜行列車の中で「地球の歩き方」をみて、パリではカルチェラタン(シテ島の南側)にあるユースに泊まろうと思っていました。
地下鉄の乗り場に行く前に、カフェスタンドでエスプレッソを飲んでいると、列車の掲示板にマルセイユ行のTGV(フランスの新幹線)が見えました。
そして、地下鉄駅に行くのをやめ、僕はマルセイユ行のTGVに乗り込みました。
なぜそんな行動をとったのかまったく覚えていませんが、気が付いたら、TGV上でした。
このあと、マルセイユ・ニースと移動し、1週間後にパリに戻ってきました。
そこで、恐ろしいことが分かります。
地下鉄を使って、予定していたユースに向かったのですが、駅にやたらと警察官がいます。
しかも、利用しようとしていた地下鉄駅が使えません。
なんとかしてユースにチェックインし、ここで両親に電話。

あんた、どこにいるの?

パリやで

え? 1週間前もパリって言ってなかった?

あのあと気が変わって、マルセイユに行ってん

よかった。。。。あんたのユースの近くで爆弾テロがあってんで。
まさに、僕が最初にパリに到着した日に事件は起きました。
マルセイユに行かずに、地下鉄に乗り込んでいたら。。。
ぞっとします。
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