上海での出産体験記(リメイク版)

中国生活

コロナで日本に戻ることができない人が多い。

そんな人の中には、出産という人生の一大事に遭遇している人もいるはず。

僕の知人も上海で産んだみたい。

そんな人のために、うちの長男が上海で生まれた時のことをまとめてみる。
もう9年も前のことだけど。

出産した病院:徐家汇 国际·和平妇幼保健院のVIPフロア
滞在日数:2泊3日

金曜日

昼くらいから少しお腹が痛み始めた奥さん。

でも、まだ大丈夫そうだと言う事で、僕は普通に仕事をして、18時30分帰宅。

帰宅すると陣痛間隔が短くなってきた。

19時半、病院に行く事に。

20時、最初の検診。

まだしばらくかかりそうね。生まれるのは、明日以降かもしれない。

その15分後。

やっぱり今日生まれそうだから、入院手続きを済ませてください。

先に金払えってことやね。
1階の会計所で支払いを済まし、たくさんの契約書にひたすらサイン。

21時過ぎ。

妻

すごく痛い。
検診してほしい!

医療通訳
医療通訳

でも、さっき検診したばかり。
感染リスクが高まるから、検診は2時間に1回だけなのよ。
まだ生まれないから大丈夫。痛みに耐えて!

妻

でも、生まれる気がするから、とにかく見てほしい!

21時30分頃、医師や助産婦さん達が到着。

22時出産。

奥さんの感覚の方が医者よりも正しかった。

22時20分。

ロビーで待っていた僕と娘のところに看護士が来て

赤ちゃんみたい?

ラオフー
ラオフー

え?生まれたの?

生まれたよ。

じゃあ、さっさと教えてよ!
そんな普通に報告しなくても。

病室に入って赤ちゃん(息子)をチラ見したあと、

ウサギを持つときのように息子の足首を掴んで逆さに吊るしてチンチンを奥さんに見せて「男の子よ」と説明。

息子が羊水を飲んじゃったとのことで、一旦、息子は別の階の部屋へ移動。

翌日の10時に部屋に帰ってくる予定とのこと。
僕らは豪華な個室に案内される。

松竹梅の竹を選んだはずだけど、竹の空きがなかったようで、松に無料アップグレードされた。
ラッキー。

土曜日

10時に部屋に帰ってくる予定とのこと。
でも10時になっても部屋に来ない。
通訳さんに電話すると

医療通訳
医療通訳

中国の10時というのは、11時頃になるときもあるから心配しないで。

来ない。

また、電話。

医療通訳
医療通訳

看護士さん達が忙しいから後回しになっているみたい。
赤ちゃんは元気だから心配しないで!
昼までには行くから!

でも、心配。
何かあったのでは?と勘ぐってしまう。

まだ来ない。
また電話。

医療通訳
医療通訳

もうすぐ連れて行くから。

ようやく息子が部屋に到着。
ちゃんと生きてた。

ミルクを飲ませるからナース室に連れてきて!

生まれたばかりの赤ちゃんを台車に乗せ、僕がナース室へ連れて行く。

まずは、沐浴。
沐浴が終わり、台の上で体を拭きながら、黒くなったへその様子を確認。

娘のときは、家で自然に取れるまで、つけたままだった記憶がある。
すると、看護士が

病院
病院

要る?

ラオフー
ラオフー

何が?

病院
病院

へその緒。
要る?

ラオフー
ラオフー

えっ、う、うん。要る。

すると、奥からはさみを取り出して、黒くなったへそをちょきん!

そんなあっさり!

病院
病院

はい、これ。

ラオフー
ラオフー

え?そのまま渡すの?

すると、近くにあったウエットティッシュで来るんで

病院
病院

はい。

ティッシュにくるまれたへその緒と息子を押して部屋に戻る。

赤ん坊を人として見てるのかなぁ。

日曜日

5人の看護士が、ぺちゃくちゃしゃべりながら、突然、部屋に入ってきた。
そして、部屋の中をくるくる見渡して、何も言わずに帰って行く。、

僕らはきょとんとするだけ。
何しに来てるの?

栄養士が食事の説明をしていると、また看護師が入ってきた。
そして、その栄養士の説明を遮り、奥さんのお尻に強引に注射!

そして、何事もなく、退院して自宅へ帰ることに。

病院から自宅までの徒歩10分の道のり。
お世辞にもきれいとは言えない空気の中、普通に生きている赤ん坊。

ラオフー
ラオフー

それにしても、日本だと、まだ親と一緒ではなくて、子供ばかりの特別室みたいなところに預かられたりするけど、中国では、すぐにママの部屋に引き渡され、早速僕らと同レベルの細菌やウイルスの中を生きて行く赤ん坊達。

でも、見ていると、意外と普通。
普通に僕らと一緒の世界を生きている。

たくましいな。

まぁ、普通の動物はみんな産まれたときから親と同じ環境で生きてるもんね。
それでも大丈夫なように、お腹の中で10ヶ月も過ごすんだから、そりゃ大丈夫なんだろうね。

そして、赤ん坊を抱きかかえて街を歩くと、いろんな人が赤ん坊を見にやってくる。

薄着だからもっと服を着せた方がいいのに。。。

と何度も言われた(笑)

とはいえ、とても順調な出産。

息子は、病院に着いてからたった2時間で出てきてくれたし、そのおかげで娘も寝る前に産まれた直後の息子を見れたし、奥さんの体力的にも負担が軽減されたし、僕の仕事が終わったあとだし、しかも週末だったのでゆっくりと対応できるし、かなりベストなタイミングで産まれてきてくれた。

生まれて三日後の午後には、徐家匯という、日本にいる大人よりもすごく劣悪な環境で生きて行く息子。

たくましく育ちそう。

そして、こんな劣悪な環境の中で出産して来れた奥さんにも感謝しかない。

 

↓ぽちっとよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村


上海ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました